電動アシスト自転車なのに折り畳み…Ternが「Elektron」を発表

   

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【ワイズロードオンライン】

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台湾の折り畳み自転車メーカーTernが、電動アシスト機能付きの「Elektron」を発表した。BOSCHのアシストユニットを搭載している。

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Tern創業者であるJosh Hon氏は、「Elektron」を開発した理由について次のように説明している。

「電動アシスト自転車には、人々の街中での移動方法を根本的に変える力がある。電動アシストがあれば、坂道は平地になり、向かい風は無くなり、通勤時間を短縮できるのだ。これが電動アシスト自転車が必要とされる理由だ。だが、電動アシスト自転車をクルマや電車/バスで運ぶのはほとんど不可能だし、都市部のアパートでは室内保管が難しく、盗難される恐れがある。『Elektron』は、こういった問題を解決するために生まれた」

「Elektron」にはBOSCH製のアシストユニットが搭載されており、フルサイズのBOSCH製モーター搭載自転車と同様の走行感を得られる。一方、折り畳めば他のTernの自転車と同様、コンパクトサイズにしてどこにでも収納が可能だ。折り畳みに必要な時間はわずか10秒。

Hon氏はこれを、BOSCHとTernの理想的な“マリアージュ”だとしている。

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Ternはドイツで8月31日から9月4日まで開催される自転車関連商品の国際見本市「EUROBIKE 2016」で「Elektron」をお披露目する。

その後、米国ではkickstarterを通じた販売を2016年10月から開始する予定。

米国での価格は3,500ドル程度となる見込み。世界市場への投入は2017年春頃に予定されている。

日本での販売の有無や価格に関しては、日本代理店であるアキボウの発表を待ちたい。

(internetcom.jpより)

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