買い方を間違えない為に、ロードバイクの種類を覚えよう。
【ワイズロードオンライン】
自転車は極めてシンプルな
構造の乗り物だ。
およそ100年間形状的な
進化はしていない。
完成された形といっていい。
ロードバイクには5つの
種類に分かれる。
あなたにあった一台を選ぼう。
レーシング
強いペダリングパワーを
受け止め、高い速度域で
走ることを想定した
レース向けのジャンル。
ロードバイクは
アメリカブランドの台頭で
広まった米語で
日本ではロードレーサーと
呼ばれていた。
特徴
・ヘッドチューブが短い傾向にある。
・機敏な動作が可能なハンドリング。
・BB(ボトムブラケット)周辺に剛性を持たせ、力強いペダリングを推進力に変える。
エンデュランス
エンデュランスとは
「持久力」と「耐久性」
長時間、長距離を快適に
走ることを狙ったジャンル。
衝撃緩和のため、独自の機構を
備えるなどメーカーにより様々。
特徴
・短めのトップチューブと長めのヘッドチューブで前傾姿勢を浅くできる。
・直進安定性を高めている。
・振動減衰特性を調節した快適性を高める設計。
エアロ
空気抵抗は速度の
二乗に比例して増していく
速度域が高いほど
空力特性が重要になる。
ただし、大半の抵抗は
フレームでなく人体が
生じているので
エアロ形状による
空気抵抗軽減効果は少ない。
特徴
・多くのモデルが横から見ると太く、前から見るとブレード状のパイプを採用する。
・ブレーキをフレームと一体とし、空気抵抗を軽減を実現するモデルも多い。
軽量
エンジンが人力という
非力なロードバイクにとって、
剛性を保ちながらの軽量化は
重要な開発テーマだ。
今は5kg以下のモデルもあるが
UCIはレースの使用に
6.8kg以下のバイクの
使用を禁じており、
レースでは重りをつけて走ることも。
特徴
・フレーム素材には弾性率が高く、軽量なカーボンを用いる。
・多くのモデルは無駄を排し、シンプルなデザイン。
・パーツ類も軽量なものを使用
グラベル
グラベルは砂利道などの
非舗装路を指す。
舗装路と砂利道を
行き来することで
ルートにオフの要素を
取り入れて楽しむバイク。
特徴
・高めのハンドル位置と長いチェーンステーで安定感を出す設計
・太めのタイヤがはけるホイールとフレームのクリアランスを確保
・ディスクブレーキを採用するモデルがおおい。