ディスクブレーキが主流⁉ロードバイクが今変わろうとしている
【ワイズロードオンライン】
21年モデルが続々出てくる中、
そのほとんどがディスクブレーキであり、リムブレーキが殆どなくなっている。
前から時代はディスクに切り替わり主流になるとまで言われていた。
2021年「TREK」や「CANYON」はディスクへ
トレックやキャニオンなどの有名メーカーは2021年モデルはクロスバイクも含みディスクブレーキ車しかなく、リムブレーキは子供車しかなくなった。
また「FELT」もロードバイクVRシリーズはディスク車になっている。
もちろんリムブレーキもまだまだあるが、油圧ブレーキシステムへの移行が加速していくだろう。
そういう意味では2020年のツールドフランスもさらに注目される。
ディスクブレーキのメリットって?
ディスクブレーキはハブ中心のところに「ディスクローター」があり、通常であればリムに泥がついて制動力が落ちるところ、雨の日でもしっかりとしたブレーキ制動力があるため、効きがいいといわれている。
ワイヤーで引っ張る「機械式」と車やバイクと同じ「油圧式」に分かれる。
①機械式はメンテナンスがしやすく安価、ただしワイヤーなのでレバーの引きがやや重め
②油圧式は専用オイルで満たされており、ブレーキの引きが軽いが、オイル交換時などの専用の知識が必要になる。(そこまで難しくはない)
例えばシマノなら「ミネラルオイル」が多いが、各メーカの型式によってオイルが異なる。
ディスクブレーキってレース出れたの?
2016年のパリ〜ルーベにおける事故により、ロードレース界でのトライアル使用が中止されていたディスクブレーキ。
ロードレースでのディスクブレーキ使用がUCI(国際自転車競技連合)から解禁され、
2018年シマノ鈴鹿レースでは「ディスクブレーキ部門」のレースを行い、2019年ではすべてのカテゴリーレースでエントリーができるようになっていた。
2019年のツールドフランスでは「油圧ディスクブレーキ」を使用する選手が多く、その信頼性も高まっているといえる。