「ロードバイク」フレーム素材、それぞれの特徴
【ワイズロードオンライン】
自転車の性能や価格に
大きく影響してくるのが
フレームだ。
木製、スチールに始まり
アルミ、チタン、そして
主流となっているカーボン。
それぞれの特徴と
違いを理解して
購入の参考にしてほしい。
スチール
鉄とも呼ばれるが、
フレームに使われているのは
純粋な鉄ではなく合金だ。
中でもクローム、モリブデンを
添加した合金は伝統的な素材だ。
最近はクロモリ鋼を使われることは
少ない。
価格は安いのだが、
いかんせん重いのが難点。
アルミ
クロス・ロード含めても
一番使われているアルミ素材。
価格、性能もバランスよく
加工技術が確立されている事も
影響しているだろう。
チタン
自転車素材としては
40年以上の歴史を持つ
高級素材だ。
軽くて、錆びないのが
大きな特徴で、
フレーム素材として、
弾性率が高く
それを活かしたバネ感がいい。
カーボン
正式名称は
カーボンファイバー・リンフォースド・プラスチック(CFRP)
プライスでもこの略で
表示されている。
設計や使い方によって
素材の特性が変わるのが
大きな特徴で
鉄より硬く
釣竿のようにしなやかに
フレームにすると
圧倒的な軽さを誇り
振動、衝撃吸収が高く
手が疲れにくい。
フロントフォークだけ
カーボンということも
よくある。
近年は昔に比べて
安くなっているが
まだまだ、値段はする。
とはいえ、
ロードで一番の主流とも
いえるだろう。